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PROFILE

齋藤 巧/Takumi Saito

工事部
2014年入社
2級建築施工管理技士

栃木県鹿沼市出身

INTERVIEW

どんな仕事ですか?

入社後すぐに工事部に配属され、ちょうど10年が経ちました。工事現場を管理・統括する現場監督としてさまざまな建築業務に携わっています。3年ほど前に主任になってから現場を一任されるようになり、管理・監督者として大きな責任を感じています。

現場監督に求められるのは第一に「安全性の確保」、第二に「品質の管理」、そして「協力業者やクライアントとの人間関係の構築」も欠かせません。図面通りに、また、予定通りに工事が進んでいるかを管理するだけでなく、現場の安全の確保に務め、職人さん同士の人間関係にも気を配るなど、マインド的な部分にも注力しなければなりません。

そのとき必要なのがコミュニケーション力です。言うなれば人と人をつなぐマルチプレーヤー的なスキルが求められます。

仕事のやりがいは何ですか?

現場監督の采配が工事を左右する……。そう断言できるほど重要な役割を担っています。

例えば、現実にはありえない話ですが、同じ図面をもとに別々の現場監督が工事を指揮したとします。すると、完成した建物は仕上がりが違ってきます。それが「現場監督の采配が工事を左右する」という言葉の真意です。

それほど現場監督の役割や責任は大きく、私たちにとってはまさしく「腕の見せ所」です。プレッシャーは大きいですが、工事が図面通りに完成したときのよろこびと、目的を達成したときのやりがいは計り知れません。

仕事の目標は何ですか?

建築の仕事の醍醐味は、自分たちが手がけた仕事が多くの人の目に触れ、また、日常生活の中で利用されることだと思います。

特に公共工事などは、この先何年も何十年も地域の人々に利用され、街のランドマークになっていくことでしょう。完成後に現場を訪れ、そんな未来を想像すると感慨深いものがあります。

「みんなが利用する、みんなのための建物」を、一人の現場監督として携わっていければ本望です。

後輩たちにメッセージを

建築の仕事はさまざまな人が携わるプロフェッショナル集団です。プロの職人さんたちとの仕事は学びの連続で、日々の現場は多様な人間関係の中で「自分を磨く場・成長の場」だと思っています。そこに仕事のやりがいやよろこびを見出してほしいと思います。