ビジネス系の専門学校で簿記を学び、当社の門を叩いた一番の理由は、強い「縁」を感じたからです。就活時に後に直属の上司になる先輩社員、そして社長と面談をしたのですが、そのときの第一印象や人柄がとてもよくて「この会社で仕事をしたい！」と直感しました。会社としても総務・経理部門の人材を探していたようで、いま振り返ってみると互いに「よい縁」だったと思います。

私自身はそれまで、建設業界に対してあまりよいイメージは持っていなかったのですが、当社はとてもフレンドリーかつ風通しのよい雰囲気だったので安心しました。社員一人ひとりが共通の目標に向かって足並みをそろえ、チームとして取り組む姿を目の当たりにすると、自分自身にもやる気がみなぎってきます。

お金の管理をする経理業務は「信用」が第一です。日々取り扱う金額が多額なだけに、一社員として大きな責任を感じています。見方を変えると、企業間の取り引きにも信用が欠かせません。そうした信用や信頼が、最終的に「いい仕事」につながるのだと思っています。

私自身、一人の人間として周りの人から信用を得られるようになりたいと思っています。

私は入社前に日商簿記１級を取得し、他の資格は入社後に取得しました。資格取得の理由は、専門資格を持つことで仕事の幅が広がると考えたからです。

資格を持っていることが就活に有利になるかどうかは、会社によってまちまちだと思います。つまり、重視する会社もあれば、重視しない会社もあるということです。私は求人担当を務めていますが、当社は後者のタイプだと思います。学生個々人のスキルに重きを置かず、また、学部・学科にもこだわりません。入社してから成長させていくというスタンスです。社員一人ひとりの目標に合わせて、資格取得も含めた手厚いサポートがあります。

会社のお金を管理する立場として、将来的には経営管理や組織運営も含めた会社全体のマネジメントにも深く関わっていきたいと考えています。

刻々と変化するビジネスの現場において、財務状況をつねに把握し、どのタイミングで、どこに、いくら投資するのかなど、会社の成長に合わせたタイムリーなアプローチが求められるでしょう。当然、ビジネスが大きくなれば取り扱い金額も増え、また、取り引きする相手も国内だけとは限りません。

そんな会社の成長を陰で支える、マネジメントにおける「右腕」のような存在になりたいと思っています。